ブログ頼むから書いてくれ

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ブログが大谷翔平マトリックスになる!

浅草橋にて

大谷翔平マトリックスを書いて自分もなにか実現したいな?もやもや。でもかける気しないよ、、、、

 

→そういう方法使ってないけどPhdやり抜いてやりたいことしていて今も強靭な肉体を持つマリアネは、ノートにメモを書いたりブログを書いたりしているらしい。2004年に初めて日本に来た時のエントリーが今も見れて、過去の自分と今の自分との違いをいつでも引き出せる!とった写真とか、なにをしたとか、状況も書きながら、こう思ったとか書いていればやっぱ後で見た時におもしろそう。書くことで、初めて完璧だと思っていた自分のアイデアが外部検証(冷静な自分自身による)されるからアイデアはまず書くべき。大谷翔平マトリックスは分かりやすく目標を絞っているけど、目標って歳を取るにつれて変わるものだし、決めてしまうのは今の自分を信頼しすぎな気もする。その変遷を含んだ形で残せるのが日記なんだな。気づいた時に書けばいいことにして、、、毎回こうやってやらないのはなんでかしら?読まれるのが怖いから?それもあるけど書くのめんどいしノートと散らばるしブログ立ち上げるまでがたいへんだし、、、日記ってほんまにこれまで挫折してるんでそろそろなぜ上手く行かないか考えませんか?とりあえずラジオネームなんか考えてメールタダしいに送るか?どうやったら日記続きますかって。

 

今の中学生たち(とその親たち)に伝えたいこと

昔に考えたことだが普遍的なことなので書く

 

 

 大学二年生の夏頃に塾講師のアルバイト(東進衛星予備校のチューター)を辞め、次なるホワイト・アルバイトを探していたところ、一通のメールが。なんでも中学二年生の娘の家庭教師をしてほしいとのこと。ちょうどいいタイミングで何故こんなものが?とよく読んでみると半年前に適当に登録した胡散臭いウェブサイトを通しての応募であった。こんな怪しいサイトを通して応募してくる親なぞ、ろくでもない野郎に違いない、、

 さっそく面接のためにお家に向かうと、眼の前には大きな家と圧倒的なアッパーミドルクラス感を醸す丁寧なあいさつ。コーヒーとお茶菓子まで出てきて、「なんだ大当たりじゃないか」と思っているのも束の間、ここから少し風向きが怪しくなってきた、、

 

母親さんは、

・娘は医者になりたいと言っているが、当座の勉強にはやる気が出ない

・しかし長時間の通学は危険であるから、家の近くの高校(中くらいのレベル)に通わせるつもりである

・将来のことを考えて、高校のうちに留学もさせる

・教育には投資したいので、マンツーマンでみっちりやってほしい

 

といった趣旨でそろそろ勉強を始めさせたほうがいいから応募したらしい。

 

これは、、うーん

大昔のイギリス貴族階級とかはこんなかんじで大量の知識人を生んできたかもしれない。しかし、これでは医学部医学科に合格するのはまず無理だろう。

なぜなら、医学部や難関大学を目指す人がコミュニティ内に存在しない、つまり孤軍奮闘となってしまうからである。皆がマクドナルドに行く中一人だけ授業に行けるか?友人たちは推薦で名もなき大学に合格し遊んでいる最中に二次試験に集中できるか??

やる気だけではどうにもならないものもある。

勉強への意欲を沸き立たせるものは知的欲求にほかならない?大学受験においてはこれは誤りだと覚えておいてほしい。正確には後の知的欲求を満たすための忍耐に近い。

 

 

ではどうすれば良いか

問題はどんな先生を選ぶとか何時間塾にいさせるとかではない

 

・熱意のある学習コミュニティに身を置くこと

 

これが大事である

高校生の時、真に自分をドライブしていたのは、将来の夢や輝かしいキャリアパスではなく同じ塾で勉学に励む他の学生たちの姿であった。同じ志を持つ者たちに負けまいとすると自然と勉強に取り組むのは当たり前になる。これは先頭にだれか強い意志を持つ者がいるからではなく、相乗効果であり、お互いを支え合う構造だと思う。

これは誰しも経験していることではないだろうか。

私が図書館で勉強するのが好きなのはここから来ている。言葉は交わさないが、集中して取り組む姿そのものが暗に刺激をくれるのだ。

 

これがあって、さらに勉強を効率化するために家庭教師にサポートさせるなら構わない。しかし今回の母親はこのことを理解していなかったようである。

家庭教師(親)には啓蒙はできても、学生を真にドライブする力はないのである。

 

 

はっきりいって、教材の質は大差ない。

大学受験の内容なんて単純で狭すぎて同じことしか書けない。

教え方、理解の仕方も一通りだからセンター試験が成り立つわけであって量子力学とはわけが違う。だから予備校講師も「今でしょ」とインパクトで勝負する。

 

だから、

本当に成長したいなら、先生でも教材でもなくライバルたち、同輩たちを見ること

それが洗練されたコミュニティであるかどうかは、その中にいて初めてわかるもの。

他のことでも同じ。

マンツーマンとかいった一見よさそうな教育法も、この基本原理を飛ばすことはできないだろう

 

という内容を説明し、きれいなお宅を後にしたのであった、、

 

 

余談

もう一つ アタリマエのことだが、、

・一流国立大学卒、中堅私立大学卒かの違いが、人生に与える影響は大である

これはみんな知っているはず

就職活動のみならず、どんな友人を持つかということで方向性も違ってくる

しかしこの2つの間で、センター試験の平均得点率はどのくらい違うか??

例をとると、

京都大学のボーダー平均 84~87%

近畿大学のボーダー平均 70~73%

入学するときには14%の違いしかない。これを大きいと捉えるか小さいと捉えるか

また、高校受験なら500点中何点とるのか?

県下No.1進学校(京大30名)420~480/500

中堅高校(京大0,近畿20名) 380~390/500

 

これを見てどう思うか??

自分が京大生であることを話すとき、多くの人は「めっちゃ頭いいんだね」といってくれる。そう、(中学生の時にこの事実に気づき、入試で30点多く得点するために努力を始めるくらいには)頭がいいのである。それ以外はまったく同じである。

しかし、世間の評判は面白いほどに高学歴を評価する。まるで異世界の人間であるかのように。

もちろん高校では不断の努力を要するのだが、考えてみてほしいのは中学校で一ヶ月早めに勉強を始める始めないで、ほぼ運命が決まってしまうところである。

30点の差がそのあとどうやって開いていくのかは、前述のコミュニティが持つ熱意の差に他ならない。

あなたがどれだけ頑張ろうが、あなたの意志は周りの人間に大きく影響される。

これを忘れないで常に自分の相対的位置を測り続けてほしい。

あなたも周りに影響を及ぼせるが、そこは貪欲に、自分に良いようなコミュニティを選び、自分に良いように作り変えて行けば良い。

 

これは誰にでも当てはまる普遍的事実だと考えているが、

特に子どもたちの自己形成、キャリア形成に大きな影響を及ぼすであろうから

このようなタイトルにした

 

長くなったので、このへんで

 

 

 

 

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